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917. 良心 [地歴公民科]

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                               護法の神様と呼ばれた大審院長、児島惟謙。

 「どっきりカメラ」に出演する仕掛け人側の芸能人は、心から自分の仕事をよしとしていると思いますか?私は、大半は「食べるため」にやむなく引き受けていると思っています。

 そんな目で世の中を見ると、タバコや各種ギャンブルの宣伝、原子力発電のプロパガンダなど、自分の良心に封印をして仕事をせざるを得ない職業の人々が確かにいます。きっと独裁国家の中は、こんな気の毒な人達でいっぱいなんでしょうね。

 明治時代、日本に来ていたロシア皇太子ニコライ2世が琵琶湖で警備中の津田巡査に切りつけられる傷害事件が起きました。(大津事件) ロシアの報復を恐れた政府は「津田を死刑に」と迫りましたが、大審院長 (今の最高裁判所長官) 児島惟謙は裁判官達に「政府の圧力に屈せず、法と良心だけに従え。」と説得し、当時の刑法に基づいた無期徒刑を確定させました。彼は司法の独立を時の政府から守ったので、「護法の神様」と呼ばれています。

 でも皮肉な見方をすれば、はたして彼は裁判官達の独立は侵さなかったのでしょうか? 良心だけに従った生き方、私のあこがれの生き方ではありますが…。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 努力できることも才能の内。  (自称神)

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