906. ライバル [雑感・気づき]
彼に振付けをしたのが辻本智彦氏。実はこの二人、ある舞踏団の入団テストの最終選考に残ったライバル同士でした。ところが選考前日、大前氏は交通事故に遭い、左足を切断されてしまったのです。絶望に陥った大前氏と脚光を浴びて輝いていく辻本氏。しかし大前氏は再びダンスに挑戦し、着実に実力をつけてきました。13年後、そんな二人が紅白のダンサーと振付師として再会したのです。
大前氏は辻本氏を信頼し、全面的に指示に従います。ところが辻本氏は、「感情を顔で表現してはダメだ。踊りで表せ。」等と、常に一つ上を求めます。紅白の前日、フロアの上では辻本氏が大前氏を抱きかかえながら何度も転がって教えていました。お陰で当日、大前氏は素晴らしいダンスが披露でき、辻本氏も「いい笑顔だったね」と声を詰まらせていました。二人はいつの間にか一人のようになっていました。
スケートの結弦君も真央ちゃんも、ライバルは沢山いたと思いますが、彼らもライバルを尊敬し、ライバルに学ぶ大きな器量があったからトップに立てたという気がしました。
〇「光と影 ふたりのダンサー」の内容をまとめたブログ
http://choco0824.com/oomae-kouichi-tujimoto-tomohiko-2249
http://choco0824.com/oomae-kouichi-tujimoto-tomohiko-2249
** 高校生のコトバ **************************
名言 : 人の上に立つ人は、大体嫌われている。 (crew)
2018-01-25 01:50
nice!(2)
コメント(0)
コメント 0