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782. 遺伝子編集 [ニュースより]

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              見ているだけでかゆくなってくる蚊

 カルフォルニア大学のアンソニー教授は、蚊によって発症するマラリアの撲滅のため、蚊に「マラリア耐性遺伝子」を組み込みました。さらに同じ蚊に特殊な遺伝子を組み込み、受精卵内で相方側の遺伝子にもこの耐性遺伝子を自動的に組み込めるようにしました。こうして次々と自動的に遺伝子を書き換えていく新種の蚊が誕生したのです。もし野に放てば、二年で世界の蚊はこの種だけになるそうです。

 この遺伝子編集はあらゆる動植物に適用できますが、一回でも使えば元には戻せないので生態系への影響が懸念されます。しかし広島大学の山本卓教授は次のように語っています。「全ての遺伝子が解明されていないので、今『悪い』と言われる遺伝子の改変も将来環境が変われば『良い』に変わる可能性があります。」「きちんとした評価の下で、これを積極的に使っていく事が大事です。」と。

 私は反対です。「きちんとした評価」はいつ誰が行うのでしょうか。遺伝子が解明されていないからこそ、これは使ってはなりません。遺伝子治療の許容範囲すら、まだ審査中なのですから。

〇中村卓教授のあいさつ文
http://jsgedit.jp/greetings


** 高校生のコトバ **************************

名言 : 全然眠くなんかないのに、難しい本を一行読むと眠くなる。  (M.K.)

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