741. 卒業式 [学校生活から]
生徒会長の送辞。涙、涙の卒業式でした。
今日は卒業式でした。私たち教員にとっては毎年の恒例行事ですが、卒業していく三年生にとっては、何もかもが初めての「高校の卒業式」です。
私の中学校の入学式当日、私は自分の周りの新入生の顔がみんな同じように見えて困った事を思い出します。緊張のせいか興奮のためか、判断力が完全ににぶっていました。こんな時にこそ、周りの温かい言葉が身にしみます。
考えてみれば、仙台駅の駅員さんも銀行の行員さんも毎日同じ仕事の繰り返しですが、お客さんの方は初めての土地や銀行かもしれません。その場合、その一回の印象が、お客さんには仙台市やその銀行の評価として一生残ることになります。こう考えると、何回目であろうが一回一回をおろそかにはできないと感じます。人間同士も同じです。今の私の与える印象は、私が今晩あの世に行けば、私の永遠のイメージになるのですから。これが「一期一会」の心構えというものなのでしょう。
終了後、職員室で何人かの卒業生が、「一言お願いします」とアルバムを持ってきました。少々緊張しながら小さめの字で「夢は大きく!」と書きました。
** 高校生のコトバ **************************
川柳 : 夏休み 後半になると 加速する (M.K.)
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