671. 算数 [思い出話]
子供にとっては楽しみな算数セット
算数
昔、帰宅すると小学四年生の娘が玄関で泣いていました。理由を聞くと、算数がどうしてもわからないと言います。「リットルとデシリットル」、「速さと道のりと時間」。
そこで、1ℓの牛乳パック1つとその高さを十分の一に切った1㎗の箱を準備し、小10杯分が大1杯という両者の関係を理解させました。また、ご近所迷惑だったとは思いますが、彼女を車に乗せ直線道路を時速30kmと60kmで走り、その時間を計って「速さと道のりと時間」の関係をつかませました。娘はその後順調に大学を卒業し社会人になっています。
今の高校生達を見ていると、このような小さなつまづきを修正できないままに学年が上がり、その結果数学を不得意教科にしている生徒がかなりいるような気がします。スピードに差はあっても、子供達は時間と手間をかければみんな分かります。皆さんが親になった時には、ぜひ子供達が悩んでいたら教え方に一工夫してあげて下さい。分かった時の笑顔は、どんな苦労も吹き飛ばしてくれます。
** 高校生のコトバ **************************
どどいつ : 鏡で髪を セットする時 なぜか顔は 構えてる (スヌーピー)
コメント 0