SSブログ

634. 男が先か、女が先か [宗教的感覚]

God2-Sistine_Chapel (1).png

          「アダムの創造」(ミケランジェロ)

男が先か、女が先か
 聖書読書会で旧約聖書の創世記「第一章・第二章」を読み始めました。私にとって、いくつかの新発見がありました。

 ①第一章と第二章では、神が人間を創った順番が全然違っていたのです。第一章では、「植物、魚、鳥、動物、人(男女)」の順なのに、第二章では、「人、植物、動物、鳥、女(と男)」の順です。この違いは、二つが年代の全く異なる時期(BC6C, BC10C)に書かれた所から来るそうです。

 ②第二章には「女は、人のあばら骨から作られた」とあり、ここが女性蔑視の根源だという考え方があります。しかし聖書は「人、男、女」をきちんと区別して記述しています。人はアダムと言いますが、その語源は「土」という中性の語でした。神は人のあばら骨を一本抜いてエヴァという「女」を創ったとあります。だから人は肋骨を一本抜かれた事で「男」となり、肋骨側が「女」となったのです。そこで私たちの会では、「男と女は同時に出現した」という理解に落ち着きました。

 教会には叱られるかもしれませんが、聖書も想像力をたくましくして読むと実に興味深いものです。

旧約聖書「創世記」
http://bible.salterrae.net/kougo/html/genesis.html 

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : 成犬に なると散歩は 父の役  (読み人知らず)


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

633. お遍路さん635. 東京都知事選 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。