614. 信じる事の果報 [雑感・気づき]
スピノザ(1632~1677 オランダ)
信じる事の果報
「信じる事の果報は、信じられる事だ。」これはスピノザの言葉で、私の好きな箴言の一つです。 (果報とはごほうびと言ったところでしょうか。) 「愛する事の果報は愛せる事だ」とも言い換えられそうです。
先の桝添氏も「信じていただきたい」と何度も言っていましたが、私達は簡単に「はい信じます。」となりません。そこに必要なものが信頼です。私達は彼の中に自己防衛の姿を何度も見てしまいました。自分をさらす事なく「信じてくれ」と言われても、とうてい信じられません。
愛も同じような気がします。全てをさらして一生懸命生きている子供は、どの母親にとっても可愛いものです。そんな母親の優しい眼差しが、子供に母親への無条件の信頼感を与えます。 「信じる事の果報は信じられる事」とは、まさにこんな母子の至福の一時のようです。
話を戻しますが、それにしても、あの舛添騒ぎは何だったんでしょうね。全国民一丸となって彼に石をぶつけていたような感があります。集団ヒステリーのようで、とても怖い気がしました。
** 高校生のコトバ **************************
狂歌 : この場所を 歩くと自然と 思い出す 君に恋した あの瞬間を (レモンプリン)
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