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561. 群集心理 [宗教的感覚]

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               「天使になぐさめられるイエス」(カール・ハインリッヒ・ブロッホ作)


 イエスは神の子であると同時に人間でもありました。十字架刑に処される前の晩、彼はゲッセマネの森の中で自らの運命を嘆き、「父よ、もし可能なら私をこの運命からはずして下さい。しかし私の願いよりあなたの御心のままにして下さい。」と揺れ動く気持ちを吐露しています。 (マルコ 14-34)

 イエスは自分の使命を、「死後に復活する事で、 自分が神の子である事を証明する事」と自覚していたので、死ぬつもりでいました。当時、イエスを信奉している人々も多くいました。しかし彼らは、 イエスが簡単に捕まり十字架刑に処されるのを見ると、「あれだけの奇跡を起こしたイエスが、自分一人も助けられないのか」と落胆し、一気に嘲りの側に回ってしまったのです。

 私達はターゲットを見つけるとたちまち一丸となって、カリスマとして熱狂したり、罪人としてけなしたりしがちです。 どちらも理性的判断を失った非常に危険な状態です。米国のトランプ氏支持派の人々にそれを感じるのは、 私だけでしょうか。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 成長しようとしてる人だけが、壁を感じる。  (自己中マン)


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