559. 切り去る努力 [学校生活から]
三年生に、はなむけの合唱を贈る在校生達。
昨日卒業式がありました。 式終了後、 今年も私は 「花嫁の父」 のような空虚感にしばし襲われました。 しかしいつまでも感傷に浸っている訳にはいきません。 間もなく彼女達の居た教室には新入生が入ってくるのですから。 私達は一人でも多くの希望生徒が入学できるよう、 遅れ気味の三年生にハッパをかけかけ、 無事全員を卒業させました。
イチジクは今の時期に剪定を行わないと、 良い実がならないそうです。 私達にも、 人間関係を切り去る努力が求められていると感じます。 未練無く切り去るためには、 飽きる位とことん係わる事が大事だと思っています。 (No.225) また、「いつでも学校に遊びにおいで」 の一言も辛さを半減してくれます。 こちらは、 いわば 「再会への期待」 とでも呼べるものでしょうか。
人生も同じように感じます。 私自身決して誉められる人生を送っているわけではありませんが、 「死んで終わりじゃない」 という感覚は、 私に前向きの力を与えてくれています。(No.377) 甘える事なく、 その力を残りの人生に生かさせてもらおうと思っています。
** 高校生のコトバ **************************
名言 : 夢は空高く、努力は足元から。 (P.N.)
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