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340. 神の罰 [宗教的感覚]

狂歌 : 好きなこと 伝えた次に 期待する どんな返事で 泣くや笑うや  (R.H.)

神の罰
 昨日の朝礼で、 「困っている最も小さな者の一人に何もしなかった者は、 永遠の火に入れられる。」 という恐ろしい神の罰についての朗読がありました。 (マタイ25章41節)

 しかし私は昔から、 「地獄に堕ちる」 などという事はありえないと感じてきました。 というのも、 神様が人間を本当に愛して下さるなら、 人間を永遠の地獄に落とすはずがないと思うからです。

 ところが一人の先生が私に、 「そのような恐ろしい話も、 弱い人間に対する神の大きな愛の表現なのです。」 と説明してくれました。 なるほど! 目からウロコでした。 これは、 子どもを自立した大人にするために、 叱るべき時には親が思いきり叱るのと似ています。 「救い」 の話だけでは、 弱い人間に強く生きる力はつけられないのでしょう。 そう言えば、 高幡不動尊の不動明王も憤怒の形相で迫ってきます。本当に地獄が「ある」か「無い」かは、 死んでみないと分からないんですよね。 

 奇しくも昨夜一人のシスターがおっしゃいました。 「私達は皆さんに、今は『地獄は無い』 と伝えています」 と。 私の中で、「ある」 と 「無い」 とが矛盾なくつながりました。


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