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275. 臓器移植 [地歴公民科]

狂歌 : 夏休み 朝寝昼寝で 夜も寝て 一日5食 マジ不健康   (広にゃ)

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臓器移植
 数年前、 NHKで放映されたアメリカでの話です。 植物人間と診断された高齢の女性の息子や娘達四人が、 病院で担当医師と母親の延命治療をいつやめるかという辛い相談をしていました。治療費が底をついたからです。 母親の体には、 栄養チューブや人工呼吸器、 点滴など多くの管が装着されていました。 そして治療最終日は、 その週の金曜日となりました。 医師も 「もし神様がお望みならば、 彼女は自力呼吸をする事でしょう」 と慰めていました。

 当日、 子供達は廊下で肩を組み、 すすり泣きながら神に祈り続けていました。 画面にはチューブをはずす医師達の姿も映されました。 すると間もなく、 一人の看護婦が廊下に出て来て叫びました。 「お母様が呼吸を始めました!」 驚いた彼らが中に入ると、 母親は目をつぶったままスースーと呼吸をしています。 みんなが大喜びで母親の頭を抱いたり手を握ったりしている時、 マイクは 「サンキュー、 ベリマッチ」 というかすかな母親の声を拾っていました。 なんと母親は、 それまでの間ずっと意識があったのです。

当時日本の国会では、 臓器移植法案審議の真っ最中でした。 臓器移植は、難しい問題ですね。


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