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252. 異種 [思い出話]

どどいつ : いつもの私は いい奴なのに 親と話すと 悪い奴  (おそば)

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異種
 かつて農業高校に勤めていた頃、 イチゴ栽培用のビニールハウスの中に大量の蜂がいて、 びっくりした事があります。 イチゴの花にはおしべとめしべがちゃんとあるのに、 なぜわざわざ蜂を借りてまで受粉させると思いますか?

 実は、 「風がないから」 という理由だけではないのです。 イチゴのめしべは自分のおしべの花粉を受粉しても実をつけないのです。 これを自家不和合性といいます。 リンゴやナシも同じで、 違う個体から受粉する事で少しずつ違う多様な子孫を残し、 環境の大きな変化があっても全滅しないようにしているのです。 人間も異種の人々が混じり合った方が、 長期間生存できるんでしょうね。

 さらに思いました。 人間を大きく成長させてくれるものも、 「ひらめき」 という異種の情報なのではないか、 と。 キリスト教では、 「父と子と聖霊の御名においてアーメン」 と祈りますが、 この中のよく分からない聖霊とは私達が 「ひらめき」 として受け取るものだと聞いた事があります。

 ところで、 2006年以降地球上からミツバチが大量に消えているそうです。

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