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172. ソクラテス [地歴公民科]

狂歌 : あしたさえ 分からず不安になるけれど 少しずつでも 進むしかない (N.Y.)

ソクラテス
 昨日、 大学の社会人講座で、 無実の罪で死刑になったソクラテスについて改めて学びました。 彼は、「人間は、 理性を基準にして人生を決めなくてはならない」 と言い続けました。 それが独断かどうかは、 対話を通して確認します。 また彼は、 「もし間違っていたら、 絶対にダイモーン神からのチェック (『だめだ!』) が入る」 と固く信じていました。 (No.88参照) 

 彼は街角で、 盛んに若者達と問答を行いましたが、 そんな彼を支配者は危険な存在と決めつけました。 やがて彼は、 裁判員裁判で死刑を宣告されます。 多くの友人が、 不正な判決だからと脱獄を勧めますが、 彼は 「自分は不正をしない」 とそれを拒否しました。

 ところで、 多くの反対意見がありながら、 なぜ彼は自分の考えが正しいと信じられたと思いますか? ここが今回の私の収穫でした。 彼は、「ダイモーンが、 ここまでのプロセスで何もチェックを入れなかったから」 と語ったそうです。 刑死すら甘受できる程の信頼感。 あやかりたいものですね。


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