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120. 司法取引 [宗教的感覚]

名言 : 「話を聞け!」と先生に強烈に怒られた後は、ショックで話を聞けない。 (m)

司法取引
 日本にはないのですが、 米国には司法取引という制度があります。 検察官が、 犯人に 「もし捜査に協力すれば、 裁判の時に求刑の量を軽くしてやる」 と提案できるのです。 なぜ米国にあって日本にないと思いますか? 宗教学者ひろさちや氏によると、 これは米国がキリスト教徒の国だからだそうです。

 米国人は、 しょせん不完全な人間の行う裁判に完璧なものはなく、 本当の裁きは死後に神様がして下さるとどこかで信じていると書いています。 そして、 それよりは市民生活の安全のために、 逃亡中の犯人の逮捕を優先すべきと考えるからだそうです。

 しかし仲間を裏切った犯人のその後の人生は、 大変でしょうね。 たとえ早めに出所できても、 常に仲間からの報復に怯える地獄のような日々ですから。 ちなみに、 求刑が軽くなれば判決も軽くなる、 とは限らないそうです。


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