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1895. 音楽 [思い出話]

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                       探検ファクトリー (NHKのサイトより)

 漫才中川家の滑稽な二人と吉本新喜劇座長のすっちーの三人が様々な工場を見学するNHKの『探検ファクトリー』で、先日三人はレコード製造工場を訪問しました。50年前に八代亜紀や小林旭がお礼に来た時の写真や、ここで作った『およげたい焼きくん』のレコードが爆発的な売れ行きを示したといった昭和の話が出てきて、懐かしく感じました。

 私が小学生の時、音楽好きの父が当時としては高かったビクターのステレオ電蓄を購入し、レコードをかけて世界の行進曲をよく私達に聞かせてくれました。当時はEP盤(45回転)とLP盤(33.3回転)のレコードが主流でしたが、SP盤という古いレコードやソノシートというビニール製の簡易レコードも出回っていました。私が最初にねだって買ってもらったのがペレスプラード楽団の『闘牛士のマンボ』でした。何回も繰り返し聴いたものです。

 レコードのおかげで私は音楽に親しむようになり、中学校ではブラスバンド部に入りました。上京しても、かぐや姫の『神田川』やばんばんの『いちご白書をもう一度』のような学生生活を送り、小坂恭子の『想いでまくら』や八代亜紀の『花水仙』で失恋の痛みを癒し、中島みゆきの『時代』を聴いて結婚しました。レコードのおかげで私は音楽大好き人間になっていました。音楽はタイムマシンのようで、聴けばいつでもあの時代に戻ります。レコードを発明したエジソンには感謝でいっぱいです。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 一番自分を傷つけている時、それは無理な自分を演じた時。 (D.M.)

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tyuuri

 私も似たような体験をしているので、嬉しくなりました。
 小学校の高学年の時でしょうか、父が突然ビクターのステレオを買ってきたのです。同時に、世界名曲全集と映画音楽名曲集を買ってきたのですが、聞いていたのは私一人でした。父は本でも全集を買うのが好きだったようですが、ほとんど読んだ形跡がありませんでした。私は日本詩歌集などに親しみました。
 映画音楽名曲集の解説で、名画のあらすじを知り、そのほとんどを学生時代に観ました。当時は、まだVTRもありませんでしたから。大学生になってからは、16㎜フィルムをレンタルして、大学の学生寮で上映会を開いたりしました。
 話を戻して、名曲を聴いていたせいか、中学、高校と吹奏楽部に入り、コルネットを担当していました。大学では、自分の楽器がないので、合唱団に入り男声合唱、混声合唱を経験しました。
 13年前に中咽頭癌になり、放射線治療の結果、唾液腺がやられて唾液が充分に出なくなり、長く歌うことが出来なくなりました。かつ、その後、副作用で、左下顎を智歯から3本分離断し、神経も取ったので、コルネットも吹けなくなりました。
 それでも、まだ聞く耳はありますので、時々後輩の演奏会などに行っています。
by tyuuri (2023-07-07 18:03) 

サボテン

tyuuri様、
 お互い良い父親を持ちましたね。音楽は時に一杯のコーヒーやコーラ以上に心身を緩めてくれます。私にとっては、女声演歌が効果的です。桂銀淑さんや八代亜紀さん、ちあきなおみさん、石川さゆりさん…、数え切れません。ただこんなに好きな演歌でも、長時間同じ種類の曲だけ聞いていると、飽きてきます。考えてみれば、これもコーヒーやコーラと同じですよね。  コメントありがとうございました。
by サボテン (2023-07-08 09:44) 

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