1365. 人類の未来

                  　　　　　　　　　 世界の人口予測

　新型コロナウィルスが猛威をふるっています。この三日間の東京の新規感染者は、250人、367人、463人とうなぎ上り。二か月前の5月23日、ニュースは「東京が2人まで減った」と大喜びしてたんですよ。

　1972年、科学者の集まりのローマ・クラブは「成長の限界」という報告書を出しました。(No.981)そこには、「人口増加が進み、世界人口が80億人になると、人類は食糧不足，資源の枯渇，汚染の増大によって滅びる。」と書かれてあります。

　半信半疑で受け止められた警告でしたが、世界は同書の予測通り進んでおり、現在75億人です。あと30年程度で人類は滅びるかもしれないのです。医療が進歩したおかげで、発展途上国の人口が増えています。彼らの経済が安定して老後の年金制度が整えば、産む子供の数は減るはずですが、今日の先進諸国は自国中心主義で、そこまで彼らに温かい援助のできる雰囲気ではありません。

　と一人で勝手に憂いていたら、このコロナ騒動が起きました。ん？これって、もしかして世界人口の抑制に向けた「見えざる手」の介入か？若い人の死亡率が極端に低い事(No.1356)は、その証拠？  …と思いましたが、この病気のせいで今後大規模な世界恐慌が起こったら、それこそ人類滅亡です。たとえそうだとしても、座して見ている訳にはいきません。薬が開発されるまで、私達は手洗い・三密を避けるなど、やるべき努力はしっかり続けていきましょう。

〇新型コロナウィルス感染者数の現状
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00663/

**　高校生のコトバ　**************************

名言 : 「信じて」と言う人ほど信じられない。  (M.W.)