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1137. スタンダード (標準) [思い出話]

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                        世界に誇れる日本の「おもてなし」

 海外旅行出かけると、日本との大きな違いに驚く事が数多くあります。

 15年前に米国に行った時の事。米国のN航空を利用したのですが、出発時刻になっても搭乗ゲートが開きません。航空券の二重販売をしたらしく、日本語、英語、中国語、韓国語で「一流ホテルでの一泊と翌日のビジネスクラス搭乗券をお渡しするので、キャンセルを希望する方はいませんか?」とのアナウンスが30分程繰り返されました。やがて搭乗が始まりましたが、日本の航空会社のような丁寧なお詫びはありませんでした。離陸した機内では、二本の通路中央に二人の大柄な老女性客室乗務員が一対の仁王像のように客席と対峙して立っています。乗客が質問すると、まずは「What?」が返ってきます。トイレに行きたくてもワゴンサービス中だと「Wait for a moment!」と、待避場所まで下がるサービスはしません。驚きました。

 先日、ネット上に「日本から一歩外へ出たらサービスは悪いと考えよ」という下記の記事を見つけました。日本のきめ細やかな応対に慣れてる私達はこれが普通と思っていますが、世界ではこれが例外的に親切な慣習なんですね。「最初から悪い方がスタンダードと割り切れば、不愉快にならずに済む」というこの心構え、私達の日常生活の様々な場面でも応用できそうです。

○日本人が驚くドイツ人の「空気を読まない」気質
https://toyokeizai.net/articles/-/273429

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 人間は、自分の生きる価値を見つけるために生きている。 (Y.S.)

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