1039. エネルギー問題 [地歴公民科]
ヤマト運輸がベル社と開発中のドローン
朝の学習会で、一人の生徒と「エネルギー問題をどう解決するか?」という話になりました。彼女の考えは、「全国各地の特色を生かした再生可能エネルギーで発電を行う。例えば、鳴子・蔵王など温泉地域では地熱発電、亘理・閖上などの居住禁止地区では太陽光発電など。」というものでした。「お、いいぞ!」と私は賛同しましたが、もしライバルに大きく差をつけたいなら、もう一歩突っ込んで欲しいとも感じました。
朝の学習会で、一人の生徒と「エネルギー問題をどう解決するか?」という話になりました。彼女の考えは、「全国各地の特色を生かした再生可能エネルギーで発電を行う。例えば、鳴子・蔵王など温泉地域では地熱発電、亘理・閖上などの居住禁止地区では太陽光発電など。」というものでした。「お、いいぞ!」と私は賛同しましたが、もしライバルに大きく差をつけたいなら、もう一歩突っ込んで欲しいとも感じました。
奇しくも当日の朝、「ヤマト運輸が2020年代半ばまでに『空飛ぶトラック』を実用化する。」とのニュースが流れました。米国ベル社と共同でドローン開発を行い、時速160㎞以上のスピードで、最大453㎏の荷物を自動で運ぶそうです。コメンテーターは交通渋滞を解消する朗報と話していましたが、私はそうは受け取れませんでした。空中移動に伴う膨大なエネルギー (地上輸送の15倍以上) をどう工面するかが全く不明だからです。逆にこのアイデアは、今の省エネの風潮に逆行すると感じました。
この話をしたら、彼女は「エネルギー問題を解決するには、発電量を増やすより消費量を減らす方が現実的ですよね。」と言いました。それを聞いて私は、「そこっ! そこを上手に突いたら、きっとライバルに差をつけられるよ。」と、とても嬉しくなりました。
** 高校生のコトバ **************************
川柳 : 合宿所 着いたその日に 家恋し (クニ)
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