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1022. くせ [雑感・気づき]

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                       バットの素振り (本文とは関係ありません。)

 20年以上前、甲子園優勝校の野球部監督が書いた自叙伝を読みました。工夫を凝らした練習方法や、生徒達へのメンタル指導など、大いに勉強になりました。ところが読んでいる内に、微妙な違和感も覚えたのです。たとえば…、

 合宿中、バッティングがなかなか上手くならない生徒が、真夜中にいなくなりました。慌てて監督が探しに出てみると、その生徒は暗い屋内練習場の隅で黙々とバットの素振りをしています。監督は柱の陰でそっと涙をぬぐうのでした。

 これだけだと、特別に違和感を覚えませんが、実はこの本の主人公は全て「私」で書かれてありました。「私はそっと涙をぬぐうのでした。」や「私は静かにほほ笑んだのでした。」が続くと、何とも読みづらくなるのです。なぜなのかを国語の先生に聞いてみました。すると、「自分の事を第三者目線で書くからではないか」とのお答え。皆さんも小論文などで主語を「私は」にする時は、「涙をぬぐいました。微笑みました。」のように、文末はきちんと主体者目線で書いた方がいいようです。

 と書いていて、私も自分で気づかない変な癖があるのではないかと心配になりました。皆さん、私の口癖や筆癖を見つけたら、どんな事でもいいですから是非教えて下さい。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 小さい頃の宝物は、今見るとただのゴミである。 (ブラック・はやて号)

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