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1005. Uターン 2 [雑感・気づき]

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                私達が乗ったのと同型機

 アムステルダム空港からバルセロナまでKLMオランダ航空を利用しました。離陸時、私は飛行機の窓からオランダの風景を楽しんでいました。飛行機は高度を上げている途中で突然ゆっくりになり、海岸線を越えると大きくUターンして再びアムステルダム空港に着陸しました。この間、乗客には何の説明もありません。多くの何も知らない乗客は、「早かったね」などと勘違いをしていました。

 やがて機長がマイクで、「バード・ストライクに遭い、機材が壊れて飛べなくなった。部品修理で済むか別の機体と交換かを判断するため、しばらく時間がかかる。」と説明しました。30分も経つとトイレの前には行列ができました。しばらくして、機長の「修理して飛びます。」との放送が入ると、黒人の男性客室乗務員が手を叩いて喜んでいました。しかし機長からはそれ以上の説明はありませんでした。

 日本ならこんな時、機長は事故直後に詳細に事情を説明し、謝罪して乗客の動揺を抑えようとするに違いありません。私は、あのゆっくりとしたスピードは、ジェットエンジン二基の内の一基だけで飛ぶ片肺飛行から来ていたのではないかと思っています。乗客にとっては、今回のように「知らぬが仏」でいさせてもらう方がいいのか、日本式の細やかな対応がいいのか、考えさせられました。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 :  暑い日に エアコン求めて バスに乗る(H)

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