870. ヤノマミ族 [地歴公民科]
アマゾン原住民のヤノマミ族の若者
ラジオで、関野吉晴さんという医師の面白い話を聴きました。彼は、アマゾンで原住民の人達と生活を共にしました。ナイフを二つ持っていった時の事。彼らはシャイなのでナイフが欲しくても自分では言い出せません。ある男が弟を遣わして、「兄貴が本当に必要なので、是非一本くれ」と何度も哀願してきました。渋々一つをあげたら、その兄はいとも簡単にそれを仲間の一人にやってしまったそうです。もっと必要な人がいたからだと言います。
ラジオで、関野吉晴さんという医師の面白い話を聴きました。彼は、アマゾンで原住民の人達と生活を共にしました。ナイフを二つ持っていった時の事。彼らはシャイなのでナイフが欲しくても自分では言い出せません。ある男が弟を遣わして、「兄貴が本当に必要なので、是非一本くれ」と何度も哀願してきました。渋々一つをあげたら、その兄はいとも簡単にそれを仲間の一人にやってしまったそうです。もっと必要な人がいたからだと言います。
病院で診察してもらうため町に連れてきた老人が野グソをしようとしたのでホテルのトイレでさせようとしたら、「お前、俺をバカにするのか」と怒り出しました。聞けば、「誰かが糞をした所に俺もしろというのか。俺は誰も糞のして無い所でしたい。」と言います。彼らには、バクテリアが分解してくれる野グソこそが清潔なトイレなのです。彼らの生活の中では全てが循環していました。
近年アマゾンにもプランテーションが作られ、地味と水は生産物と共にそこから一方的に先進国に持ち出され続けています。考えさせられました。
** 高校生のコトバ **************************
川柳 : LINEより 目を見て話す 温かさ (エムデー)
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