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844. 奇蹟 [雑感・気づき]

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                                  時速2万8440㎞で飛んでいる人工衛星

 人工衛星が地球に落ちない理由って、ご存じでしたか?実は人工衛星は地球に向かって確実に落ち続けているのです。

 例えば、野球の投手が時速142㎞の球を投げたとすると、その球の高度は徐々に下がっておよそ100m先で地面に落下します。もしこの球の速さを200倍の時速2万8440㎞に上げると、球は1秒間に7.9㎞進み、高度は5m下がります。これが人工衛星の速さなのです。ところが地球の方も平面ではなく球体なので、落下地点に着いても地面は下に下がっており、人工衛星はどこまで落下しても地表に到着できません。この地球表面と同心円状に動く状態が、私達には落下してないように見えるだけなのです。

 同様に、月は地球に落下し続けて円運動を行い、地球は太陽に落下し続けて円運動を行っています。どれか一つでも速さが違っていたら、今の宇宙は存在していなかったはずです。もしかしたら一個の原子の中で円運動をしている電子も、原子核に落下し続けているのかも知れません。原子から宇宙までの全ての円運動に与えられた絶妙な初速度に、私は壮大な奇蹟を感じます。

○人工衛星の高度と速度の関係を分かりやすく説明した記事。
http://goemon01.com/archives/1801.html

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 仲良くすればするほど 嫌な部分が見えてくる。 (モナカ)

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