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796. お釈迦様との会話 [宗教的感覚]

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            イラストレーターから尼僧になった勝本華蓮氏

 ラジオ番組の中で、尼僧の勝本華蓮氏にアナウンサーが尋ねました。

 「お釈迦様の所には多くの『悩める人』がやって来たようですが、どの人も即座に悟りを得るような回答を得たとあります。なぜそんな事ができたのでしょうか?」
 「お釈迦様は、人それぞれに合ったたとえ話で説かれたという事が一つ。さらに、話された内容がきっとそんなに難しくなかったんだと思いますよ。一言で言えば『執着を捨てよ』という事です。」

 ここまでなら、私も授業の中で何度も教えている所です。ところが突然アナウンサーがしゃべり出しました。

 「『執着を捨てよ』とは、執着している『何か』を捨てよという事ではなく、自分にとって都合の悪いものを他のものから『区別する心』を捨てよという事なんでしょうね。『悪い』と『良い』を分ける事も一つの執着なんですよね!」

 確かに今の自分にとって都合の悪いものであっても、仏様の大きな目で見れば全て必要なものに違いありません。このお二人のやり取りが、まさに先の『悩める人』とお釈迦様との会話のように思えました。


〇同じくNHK「こころの時代」の番組の文字起こし
http://h-kishi.sakura.ne.jp/kokoro-473.htm

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 恥ずかしい事情けない事、隠そうとすると見てる方はよけい情けなくなる。  (レモン)

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