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758. おもてなし [雑感・気づき]

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                                                  着付けの手伝いに苦労するマリーさん

 2015年のテロ事件のせいで、今パリのホテルは観光客が減り続けています。そこでパリの四つ星ホテルの接客係チーフのマリーさんは、日本の京都の芸妓置き屋に入って日本流「おもてなし」の極意を学ぶ事になりました。この様子を伝えたのが、3月18日放映のNHKの番組「パリのマダムが舞妓修行」でした。

 この修行の中で彼女を苦しめたのが、置き屋の鉄則「色を消し 色を生む」でした。色とは自我や自分の固定観念の事です。お花、着付け、お料理…、全てきまり通りにしか動けない事に彼女は困惑します。女将の武田伊久子さんはそんな彼女に「一度真っ白になった上で、お客様の求める「色」や自分の個性を生かした「色」を生むのが、おもてなしなのです」と説きます。マリーさん、女将に出された料理を食べて何とか理解しました。

 バスケットやバレーなどのスポーツも同じと感じます。選手達は自我を押さえ、ただルールにだけ従って動いている内に、勝つための新たな個性が生まれて来ます。そしてこれは、仏教の「無我」にも通じそうです。

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 :  眠いのを こらえる時の 頭では なぜか早口 色々飛び交う (トムじいさん)


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