SSブログ

699. カインとアベル [宗教的感覚]

Bouguereau-The_First_Mourning-1888 (1).jpg

            アベルの死を嘆くアダムとイヴ(wikipediaより)

 職員読書会で、謎がいっぱいの創世記第4章「カインとアベル」を読みました。

 アダムとイヴには、カインとアベルという二人の子供がいました。カインは農業、アベルは牧畜業。初めてのお供えの日、神はアベルの子羊は受け入れ、カインの作物は受け入れませんでした。怒ったカインは嫉妬でアベルを殺し、さらに神から問われた時 「知らない」 と嘘をつきました。 「地上の放浪者となれ」 と告げられ恐れおののくカイン。しかし神は、誰も彼を殺せないよう 「しるし」 をつけた上で、彼をエデンの園から追放しました。

 ある会員は、この 「しるし」 を 「カインのおののきが永遠に続くよう神が与えた罰」 とする逆転の発想を発表しました。私は感心したのですが、今はここを 「私達が不平等を感じた時、人に私怨を抱くのではなく ( =自分自身を悪人に落とさず)、 正しく生きている者として胸を張って、神に真意を問い続けよ」 と語っていると感じています。この繰り返しが、不完全な私達に神の深い恵みを気づかせてくれると思うからです。

創世記第四章
https://www.wordproject.org/bibles/jp/01/4.htm

** 高校生のコトバ *************************

川柳 : 台風で 授業無くなり ハッピーに (Rainbow Summer)


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。