612. パラリンピックとオリンピック [ニュースより]
マルクス・レーム選手の8m40cmの跳躍シーン
パラリンピックとオリンピック
義足のマルクス・レーム選手(ドイツ)は、昨年ドーハで開かれた障害者陸上世界選手権の走り幅跳びで、8m40を出して優勝しました。この数字は、北京の8m34、ロンドンの8m31という二つのオリンピック記録を上回っています。彼がリオ・オリンピックに出たらどうなるでしょうか。
これについて乙武洋匡氏は、パラリンピックをやめてオリンピックを部門制にする提案をしています。体重別競技のように、健常者部門と障がい者部門に分けるのです。私も基本的には賛成ですが、オリンピックが肉体の勝負から素材の性能比べに変われば、残念ながら発展途上国はますます優勝から遠のく事でしょうね。
昔、ヨーロッパの宣教師が南の島の住民にバレーボールを教えた時の話を思い出しました。島民達はボールをネット越しにやりとりするばかりでちっとも打ち込もうとしません。宣教師が「なぜ勝とうとしないのか?」と聞くと、「なぜ長く続けちゃいけないのか?」と逆に聞き返されたそうです。スポーツの意味を考えさせられました。
朝日
http://www.asahi.com/articles/ASJ1D3VPTJ1DUTQP00D.html
** 高校生のコトバ **************************
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