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610. プラグマティズム [地歴公民科]

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                           セブンイレブンの鈴木敏文氏。

プラグマティズム
 「サッカーの国際試合の期間は、コンビニの売り上げが伸びる」という考えは正しいでしょうか。

 論理的に考えれば、実況中継の間、人々はテレビにかぶりつきとなり、町に出ないのでコンビニの売り上げは落ちる、したがって「正しくない」となります。経験的に考えても、実際に過去のサッカー中継のあった日は多くのコンビニで売り上げが減少しているので、やはり「正しくない」となります。

 ところが、セブンイレブンを創設した鈴木敏文氏は、「サッカーを熱心に応援した人は喉が渇く。15分間の休憩時間に町に出てコンビニでビールとつまみを買うだろう。」という仮説を立てて、ビールとつまみをセットにした袋入りの商品を用意し、売り上げを伸ばしました。彼はこの考えを「正しい」ものにしたのです。

 米国の哲学プラグマティズムは、このような「仮説」を重視します。現代社会を生き抜く私達にも、与えられたデータからどんな仮説が立てられるか、その能力が問われています。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 学校で一番分からないのは 先生方の年齢。  (マクラーレン)


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