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420. 符牒(隠語) [思い出話]

知らぬふり するより辛い 知ったふり  (詠み人知らず)

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符牒 ( 隠語 )
 「♪本丸町よりお越しの〇〇様、 三階呉服売り場にてお連れ様がお待ちです。♪」
 これは、 昔三越仙台店でよく聞かれた店内アナウンスです。 小さな私は何気なく聞いていましたが、 今考えてみると市内に本丸町という地名はありません。 もしかすると、 あれは 「店員の皆さん、 万引き常習者が三階にいます。 注意して下さい。」 という内容の符丁だったのかもしれません。

 県外のある自動車製造工場に行った時、 あちこちでサザエさんの曲が流れていました。 案内の方に聞くと、 「ここに外部の方がいます」 との業務連絡との事でした。 また東海村の原子力研究所に見学に行った時には、 建物内でも気持ちの良い小鳥のさえずりが聞こえていましたが、 あれも来訪者を所員達に伝える警告音でした。

 企業は、 秘密や安全の確保のために色々知恵を絞っています。 ところで学校はどうでしょうか? 実は、 鈴の音のように響く生徒達の挨拶の声が、 色々な意味で不審者対策になっているのです。


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