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295. 最後の審判 [地歴公民科]

狂歌 : 祖母語る 戦争話 しみじみと 頭の白髪 苦労の証       (ゆずマン)

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最後の審判
 これは、 バチカンのシスティナ礼拝堂の壁に描かれているミケランジェロの 「最後の審判」 の絵です。 大きさは、 縦14m、 横13m。 高飛び込みの飛び込み台の最上段が10mですから、 いかに大きいか想像できると思います。 この絵の前では写真も会話も禁止ですが、 多くの人々はこの迫力に言葉も出ません。 ゲーテが 「一人の人間の成しうる偉業の大きさを知りたい者は、 この絵の前に立つがいい。」 と言ったそうです。 ミケランジェロは、 この絵を5年かかって仕上げました。 この絵の左側は天国に昇る人々、 右側は地獄に堕ちる人々で、 ミケランジェロは自分自身をイエスの右下の神が持つ皮だけの存在で描いています。

 イエス=キリストが判決を下す 「最後の審判」 では、 死んだ人も地中からよみがえって審判を受けるので、 キリスト教は土葬です。 しかし近年イタリアでは、 墓地不足から家族内の誰かを火葬にしなければならないらしく、 それが新たなクリスチャンの家族の悩みを引き起こしているそうです。 これって、聞くだけでも辛そうですね。

Michelangelo_-_Fresco_of_the_Last_Judgement.jpg


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