卒業コンサートの様子

 今日、孫の小学校で吹奏楽部の卒業演奏会がありました。11人の6年生はこれまで一生懸命練習を積んできたにもかかわらず、コロナのせいで発表の場がありませんでした。そこで卒業を前に、小学校と吹奏楽部の親の会が演奏会を設定したのです。3年生の私の孫はトランペットで最年少。去年の秋に入部したばかりなので楽団的にはまだお飾りですが、初舞台という事で大変緊張していました。総勢21名と少人数なので、若林区吹奏楽団と仙台市消防音楽隊の有志が加わり、見事な演奏会となりました。

 実は私の息子も仙台市消防音楽隊に入っているので、今回私達夫婦は初めて孫と息子が一緒に演奏する姿を見る事が出来ました。体育館内に響き渡る演奏を聴いていたら、涙が出そうになりました。休憩時間に私達を見つけた孫は、演奏直後ステージ上で私達夫婦に大きく手を振っていました。一番幼い部員だから出来る事で、来年以降は決してこんなマネはしない事でしょう。そう思うと、これが人生で最初で最後の演奏会と感じました。

 演奏会は何度開かれても、その中身は常に一回ポッキリなんですよね。人と人との関係も同じと感じました。次に会う時は、どちらかの体調が変わっているかもしれません。そう思ったら、一回一回をしっかり「味わう」ことこそ大事だと感じました。これは、本来の一期一会の精神とは少々違うかもしれませんが、そんな気持ちにさせられた演奏会でした。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 年齢が上がる程うまくなる作り笑い。  ( (-w-) )