文字の解説する三浦恭宣氏


 一昨日の河北新報県内版で、「文字を変えれば性格も変わる」と、宮城県警の元警察官三浦恭宣氏が語っていました。



 鑑識部門に34年間携わった三浦氏は、犯罪者や非行少年、交通事故を起こした人の文字には共通点がある事に気づきました。2018年に民間資格「筆跡診断士」を取得し、19年に定年を待たずに退職し、首都圏などで少人数のセミナーを開いています。



 筆跡診断は、文字の特徴から性格を分析する技術です。例えば「様」の字では、「3画目の左払いが長い人は自己顕示欲が強く、偏とつくりの間が狭い人は頑固」だそうです。また「粗暴犯の文字は殴り書きもしくは神経質で機械的、非行少年は漢字が使えず書き順がめちゃくちゃ。」だそうです。最近の私は書き順がめちゃくちゃだったり、字が思い浮かばずひらがなでごまかしたりしているので、物知りの生徒は非行少年を見るように私を見ているかもしれません。



 文字を整えると人格も整うという所、ピリリッと共鳴しました。昨年、定義山西方寺で写経のまね事をしましたが、経を収めた後しばらくは清々しい気持ちになりました。三浦氏は「きれいな字を書くようにすると、気持ちが穏やかになって罪を犯さないようになる」とおっしゃいます。悪筆の私、残り少ない人生を罪も交通事故も起こさずに済むよう、明日からきれいな字を全力で心掛けます。教室の皆さん、見ていて下さい。



** 高校生のコトバ **************************



どどいつ :  最後の問題 解く時にだけ 必ず折れる シャープの芯  (米)