移築され、新しくなった仙台市立病院

 前々回(No.1270)の続きです。顔面神経麻痺の薬を四日間飲み続けましたが、好転しないので明日仙台市立病院で検査する事になりました。新しくなってから初めて入ります。ちょっとワクワクですが、心境は「まな板の鯉」です。

 昔、障がいを抱えた方が自分の境遇を「不便ですが、不幸ではありません」と話していたのを思い出しました。大変おこがましいですが、顔の右半分が言う事を聞かなくなった私も、まさにそんな気持ちです。

 ところで顔面神経麻痺になると、どんな世界が待っていると思いますか?病気の先輩としてお教えしましょう。

 〇ご飯を食べている時、うっかりすると唇を噛んでしまいます。
 〇口の中では、食べ物が右側に溜まり気味です。
 〇ウィンクができません。
 〇水やジュースが飲みにくくなります。
 〇口笛も息が漏れて吹けなくなります。
 〇歯磨き後、グブグブと口をゆすげません。脇からもれます。
 〇教科書を音読していると、妙な空気音が入ります。
 〇右半分が緩んだため、人相が悪くなります。
でも
 〇皆さんや先生方がかけてくれる声の中に、キラキラと優しさを感じます。

 今回の病気もきっと何らかのメッセージ、ありがたく受け取らせていただきます。さて、どう読み解きましょうか?

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : 弟と ケンカする時 同レベル (K)