この神経のどこかが、詰まっているらしいのです。

 「突然に」始まるのは、小田和正氏のラブ・ストーリーばかりではありません。私は突然「顔面神経麻痺」が始まりました。一昨日の歯磨きの時、口元から泡が飛び散りました。「歳をとったなあ…」とがっかりしていたら、昨日は歯ブラシに連動して唾液も床にこぼれたのです。日一日と症状が悪化します。今日鏡を見てびっくり、横一文字の唇の境界線が「へ」の字のように右下がりなのです。「来たな天罰!」

 4時半に退勤し、自宅近くの医院に飛び込みました。「神経系は時間との勝負」と、先生は大急ぎで紹介状を書いてくれ、私はそれを携えて別の耳鼻咽喉科の先生に診察をお願いしました。聴力検査や口笛検査(吹けませんでした。)等を受けた後、先生は「顔面神経の一部が圧迫され、炎症を起こしてます。」と解説されました。

 治療は、強い薬を4日間飲み続け、改善が見られない時は大病院に入院しての点滴治療に切り替えるそうです。果たしてどこまで回復するでしょうか。日頃私は、「体は69でも気持ちは49、間をとって実年齢は59歳」とふざけてましたが、やはり歳はごまかせません。高校生の皆さんなら、かなり無理はきくと思いますが、過信は禁物です。異変は突然やってきますから。そして変容は瞬く間に進みます。あっけに取られている老人からの一言でした。


** 高校生のコトバ **************************

名言 : 夢の国なら みんな友達。 (きのこの子)