幸せ

 時々玄関先に母子で勧誘に来る宗教団体がいますが、そのような子供を「二世カルト」と呼ぶそうです。ネット上に二世カルトの苦悩が書かれてありました。

 二世カルトのAさん(20代女性)は、小学校三年生の時、家で運動会の出し物の「花笠音頭」を練習していました。そこに宗教団体の幹部がやって来て、「歌詞に仏教的な言葉が入っている」と強い拒否感を示しました。そこで担任の先生に「歌えません」と話すと、「あなた、可哀想にね」とつぶやかれ、自分が他人から哀れに見られている事に大きなショックを受けたそうです。18歳の時双極性障害を発症し、宗教から距離を置きました。

 そんな彼女が、三年前レジ打ち技術コンテストで好成績を収めました。「それまでは、どれ程成果を上げても、『神様のおかげ』の一言で片づけられました。この時初めて努力への正当な評価を得て、自分に一人立ちする力がある事を実感しました。」と自信を深め、以後社会福祉法人の正職員として豊かな人生を送っているそうです。

 この記事を読んでハッとさせられました。かつて私は不信心でした。そんな私でも、今は毎日神様に感謝しながら生きています。しかし他人に、「あなたの幸せは神様のおかげだよ」と言ってはならないんですね。この感覚は、いずれ時期が来たら本人が到達するでしょうから。

〇二世カルトのニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200116-00000001-withnews-soci

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 : 男の子 友達だろうが なかろうが 一緒にいると 彼氏に見える (名無しの権兵衛)