七月豪雨災害の被災地

 西日本各地に、東日本大震災時のような光景が広がっています。大震災の時は小雪舞う3月でだったので、電機・水道・ガスの止まった不便はありましたが、衛生面ではさほど気を遣う事なく過ごせました。しかし西日本はここしばらく30度を超える猛暑です。大量の水たまりは、悪臭や汚濁、蚊の大量発生のもとになりそうで心配です。

 1960年、三陸地方をチリ地震津波が襲い142名か亡くなりました。仙台にいた私達は、小学校に日用品や学用品を持ち寄り、義援袋として送りました。1967年、私は大船渡出身の高校の友人と彼の実家に行ってみました。すると壁やふすまの真ん中に茶色い水平線が引かれてありました。海水が入って来た跡です。その水はトイレの汚物も全て含んでいたので、その後何度も消毒をしなければなりませんでした。西日本の被災住宅も同様だと思います。

 今、全国の警察官や消防士が現場に駆けつけて不明者の捜索や汚泥の撤去作業に汗を流しています。仙台市も飲料水12000本と職員を派遣しました。私達も、日本赤十字を通して義援金を送るなど、出来る事からやっていきませんか。その友人は、当時鉛筆や洋服などをもらって「とても助かった」と言っていました。

〇日本赤十字社の義援金受付のお知らせ。
http://www.jrc.or.jp/press/180709_005335.html

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 消え去ったものより今あるものを手放すな。  (CREW)