授業中じゃないんですけど…

 「授業中、グダーっと居眠りしている生徒がいたらどう指導するか」という話になった時、ある先生が言いました。「地球上では、時々大きな環境の変化が起きます。その生徒は今の環境下では元気がなくても、多くの人々がグダーっとなるような環境下ではピンピン元気になるかもしれませんよ。生物にとって多様性は大事です。」と。もちろん半分冗談ですが、妙に説得力あるなあと感心しました。

 人間のDNAがみんな違うのも、環境の大きな変化に対して一握りの人間でも生き延びてくれれば、そこから新しい人類の歴史が始まるといった生命の知恵でしょうから。

 だから放っといていいか、となれば、「No!」です。というのも、もしかしたら、たとえ環境が突然変わったとしても、彼は眠り続けているかもしれません。むしろ私達には、置かれた環境にどう素早く適応するかの知恵が求められています。それを多くの先例から学ぶのが学習です。劣悪な環境下でもサバイバルできるよう、これからも寝てる人がいたら起こし続けますので悪しからず。

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 :  休み時間 半分にしても 構わない 少しでも早く 帰れるのなら   (Claudia)