「気をつけー!」、整列した子供達

 先週の土曜日、孫の小学校で運動会がありました。小学校はマンションの建設ラッシュが進む地区にあり、児童数は増えてきています。久しぶりに1000人近くの集団が一斉に動く姿を見ました。

 考えてみれば私が卒業した小学校も、第一次ベビーブームの直後で1クラス55~56人で6クラス、それが6学年あったので2000人程の児童がいました。講堂での映画鑑会は午前と午後の2回に分け、運動会は夕方5時過ぎまでかかりました。先生方はさぞかし大変だったと思います。

 孫の小学校で全ての競技が終わったのは12時少し過ぎでした。1・2年生は先生に誘導されて教室に戻り、校庭には小さな椅子がたくさん残っていました。どうするんだろうと見ていたら、たくさんの5年生の男女が走って来て椅子を重ねて持ち上げています。
「一人2個ずつ!」
と先生が言っているにもかかわらず、
「俺、3個持てます」
「俺も」
と、みんな大張り切り。間もなく運ぶ椅子が無くなった子供達が出てきました。先生は、
「こらーっ、一人2個と言ったろう!」
と叫んで何個か取り上げ、その子達に渡しました。

 エネルギーが余っているとは言え、誰かの役に立ちたいと思う子供達のボランティア精神を再確認し、清々しい気持ちになりました。圧のある子供達の元気な声と、負けじと声を張り上げていた若い先生方からたっぷりエネルギーを頂き、気持ちの良い一日となりました。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : 友達の 恋の相談 楽しすぎ  (N)