選挙 (フリー画像より)

 「森友・加計・桜」問題の安倍元総理は、いまだに説明も謝罪も拒否し続けています。丸山穂高元衆議院議員は、北方領土を取り戻すには「戦争しないとどうしようもなくないですか」と語りました。国会議員のレベルの低下が嘆かれています。

 朝日新聞の投書欄に「国会議員に資格試験を」という50歳男性の投書が載っていました。
「国会議員も国家公務員だから、国民に違和感はないはず。試験合格者のみ立候補できるようにする。試験科目は必修と選択科目に分け、必修科目は経済、財政、外交、防衛などから2~3科目、選択科目は省庁別問題で各自が得意分野を受験。」
というものです。

 斬新なアイデアですが、「待てよ」と考えてしまいます。明治時代は、多額納税者が権利を有する制限選挙でした。その後1925年に男子の普通選挙制度が確立し、1946年には女性も同じ権利を獲得しました。今選挙権は18歳まで広がっています。この権利拡大の流れに沿えば、被選挙権はどんな人にも確保されるべきです。選挙が資格試験に相当してますから。


 むしろ高めるべきは有権者の「民度」です。これを学校教育や社会人講座の中でしっかり育てる事が先決です。その上で、さらに国会議員には日々の研修と国民への定期的情報発進を義務付けてみてはどうでしょう。

 若い皆さん、国会にどんどん乗り込み、シルバーデモクラシーと呼ばれる高齢者重視の今の政治を、是非全世代型の健全なものに正していって下さい。

** 高校生のコトバ **************************

名言 :  テレビ番組の「まだまだ続きます」は、「もうすぐ終わります」の意味である。(@)