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1686. つながり [雑感・気づき]

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          NHKテレビ「病院ラジオ」 (NHKのH.P.より)

 私は、学校の階段の方が自宅の階段より速く昇れます。膝や太ももの疲れ具合が少ないのです。また学校の階段では、楽しい授業が出来そうな時とそうじゃない時でも疲れ具合が違います。良い授業が出来た時は、風呂上がりのように足取りが軽くなります。きっと「病は気から」同様、「スタミナも気から」なのでしょう。

 我が家の居間の一角には、孫三人の写真が大小合わせて30枚程貼られています。落ち込んだ時や疲れた時、それら小さな子供達の写真を眺めていると気力や体力が回復するのを感じます。

 昨日サンドウィッチマンがMCを勤める「病院ラジオ」というNHKのテレビ番組を見ました。いつ見ても涙がこぼれる秀逸な番組です。昨日は神経病院での収録でした。ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者さん数人がお話を聞かせてくれました。その中の一人のあるお母さんは、声が出せる内に自分の声を録音しておきたいと日常会話をたくさん録音しています。動けなくなる自分に家族からしてもらいたい事は何かと問われ、傍にいてもらうだけでよいと答えていました。

 これらの事から、私は人間が元気や安らぎを得る所は、人間のいる場所以外ないと感じました。そして親子、兄弟、夫婦といった親族はもちろん、先生と生徒や趣味のサークルなど、どんな形であれ人と人との温かいつながりは大切に続けていくべきと感じたのです。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 女子が少年漫画を読むのは普通なのに、男子が少女漫画を読むとキモがられる。 (カバ雄)

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コメント 4

hagemaizo

この番組を見ると、サンドイッチマンがなぜこの位置にいるのかを気づかされます。
by hagemaizo (2022-05-04 23:45) 

サボテン

hagemaizo様、
 本当に適役ですね。彼らは、癌のステージ4といった深刻な状況にある患者さんにも平常心で優しく声をかけ、のめり込むのではなく寄り添ってあげています。富沢さんのきつめのジョークにも伊達さんがとげをすくい取ってあげていますし、最後は患者さんにも視聴者にも希望を持たせる終わり方をしています。人柄ですね。私にはとてもできない芸当ですが、私達はそんな彼らを見習わなくてはならないんですよね。頑張りたいと思います。
 コメントありがとうございました。
by サボテン (2022-05-05 00:03) 

tyuuri

 ご紹介の「病院ラジオ」、始めて知りました。
 さっそく「NHK+」で再放送5/3「神経病院篇」を見ました。世の中には、がん以外にも、様々な難病があり、皆さん尊厳を持って生きていらっしゃるんですね。新しい発見でした。サンドもいいですね。
by tyuuri (2022-05-05 03:22) 

サボテン

tyuuri様、
 早速のご視聴、ありがとうございました。と、私が言うのも変ですが、ジーンときますね。サンドウィッチマンのお二人も、相当気を使いながらの収録だと思いますが、そんな様子を片鱗も見せないところがすごいと感じます。また、どのASLの患者さんも精神的に強いなあと感じました。皆さん精神的には私よりステージがはるか上という気がします。勉強になります。
 コメントありがとうございました。
by サボテン (2022-05-05 16:47) 

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