逮捕された北角祐樹氏



 2007年、ミャンマーのヤンゴンで、軍事政権批判のデモを撮影していた報道カメラマン長井健司氏が、兵士によって射殺されました。その様子は下のニュースサイトで見て下さい。



 その後21年間軟禁状態にあったアウンサンスー・チー氏が解放され、彼女は2015年に総選挙で政権を奪取しました。しかし国軍は国会議席の四分の一を確保し、今年の2月に再びクーデターで政権の座に戻りました。横暴な軍事政権を批判する国民は、至る所で抗議活動を行っています。



 そんな昨日、同じヤンゴンで日本人ジャーナリスト北角祐樹氏が自宅から国軍の兵士によって連行されました。現在刑務所に収容されていますが、彼の身体が無事である事を祈るばかりです。



 今ミャンマーのみならず、エチオピアやシリアなど、各地で生命を脅かす重大な人権侵害が起きています。暴力を用いて無抵抗な市民を迫害(逮捕、監禁、拷問、虐殺)する事は犯罪です。それを黙認する事も犯罪です。「どうしたらいいか?」と生徒に尋ねてみると、「国連軍が入るべき」という答えが返ってきました。第二次世界大戦後、正式な国連軍はまだ編成されていませんが、今のミャンマーに国連軍を編成して圧力をかけるのは確かに効果的な選択肢と感じます。ここは国連に是非動いてもらいたいので、私はグテーレス事務総長にメールを出す事を約束しました。論語にも「義を見てせざるは勇無きなり」とありますし。



〇長井健司氏殺害のニュース




** 高校生のコトバ **************************



川柳 : 家系にも 恵まれている 筋肉質
 
(筋肉だらけ)