全盛期の福原愛さん (時事ドットコムより)




テレビで卓球の福原愛さんの番組を見ました。

 

 仙台市出身の彼女は、3歳9カ月から卓球の英才教育を受け、平日4時間、休日8時間の練習を連日欠かさず行いました。その結果、4歳で宮城県小学生卓球選手権大会に出場し優勝、全国大会でベスト16に入りました。小学校4年生でプロ宣言し、中学時代にはコーチの黄智敏と1分間に175回のラリーを続けてギネス記録を作りました。2012年のロンドンオリンピックでは女子ダブルスで日本人初の銀メダルを獲得し、復興途上で頑張っていた宮城・岩手・福島三県の人々に大きな喜びと勇気を与えました。

 

 2016年のリオデジャネイロオリンピックでも最年長選手として出場し、女子団体銅メダルを獲得しました。終了後、中華民国の江宏傑選手と結婚して世界を驚かせています。「愛ちゃん」は、世界的アイドルとなっていました。その後引退し、今は東京で車椅子の人でもできる卓球台などを開発する会社omusubi社を設立し、社会貢献活動を行っています。

 

 彼女は、「私が頑張れたのは、私一人の力ではないのです。私を応援してくれる人々がいて、その方々に『次は金メダル』という希望を持ってもらう事を糧に、頑張れたのです。」と言っていました。人が頑張るためには『誰か』の存在が必要なんですね。「人間は社会的動物である」と言ったアリストテレスの真意がここにあると感じました。

 

** 高校生のコトバ **************************

 

名言 : 失敗するより 何もしない方が恥ずかしい。(雪見だいふく)