事件の起きた名城大学

 1月10日、名城大学で准教授が学生に首をハサミで切りつけられました。学生は野原康佑容疑者(22)、殺人未遂で逮捕されました。レポートの提出が間に合わない事が原因でした。

 准教授は「レポートを提出しないと単位を認めない」と何度も説明しており、野原容疑者も、「単位をもらえないなら殺そうと考えていた」と供述しています。言い方等で不明な部分はありますが、准教授の姿勢には何も問題ありません。明らかに野原容疑者が間違っています。

 ただここで高校生の皆さんに注意してもらいたいのは、大学と高校では「教育」の考え方が違うという点です。実は私も、大学で政治学のレポートが一日遅れで単位を落としました。事情も聞かずに「受け取れません。」の一点張りの講師には、当時大変腹が立ちました。しかし考えてみれば、これが一人前の社会人を養成する大学の正しい「教育」なんですよね。

 高校の教育は、生徒に自分の過ちに気づかせ、今後正しく行動できるようしてやる事です。しかし大学の教育は、学生に「過ちでも許してもらえる」という甘えた気持ちを持たせない事なのです。自分勝手に、「この位なら許してくれていいはず」は禁物です。皆さんは学力をしっかりつけて入学し、この学生のような苦しい大学生活を送らないようにして下さい。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00026183-tokaiv-soci

** 高校生のコトバ **************************

名言 : パスワードに好きな人の名前入れたけど、知ってる子にパスワード解かれた。 (勇者「あ」)