3トライを決めた松島幸太朗選手

 ラグビーワールドカップの対ロシア戦は、私にラグビーの魅力を再認識させてくれました。

 一つ目は、あの鍛え上げた身体です。以前、旅行先のホテルで、朝食時のレストランに15~6人の長身の若い女性達が入ってきました。バレーボールかバスケットボールの選手なのでしょう、監督らしい人も背が高く、彼女達のオーラは周囲を圧倒しました。今回のワールドカップの選手達にもそれを感じたのです。世の中、大きな人や背の高い人は沢山いますが、一流アスリートはその体つきから日頃のトレーニングの努力をビリビリ感じさせてくれます。そんな姿に感動しています。

 二つ目が、「反則」についてです。後半残り十数分で、ロシアに「ノットリリースザボール」という反則が下されました。これはタックルされた選手がいつまでもボールを抱え込んで放さない事です。ところがよく見ると、何と日本の選手達が倒れたロシアの選手の上に乗り、手をつかんでボールを放させないのです。サッカーで、オフサイド戦術のように相手の反則を誘う場面はよく見ますが、これは完全に相手の「反則をしない自由」を奪っています。この辺りはもはや格闘技といった感じがしました。

 でも、最後のノーサイドのハグは何度見てもいいもんですね。11月2日までの間、しばらく楽しめそうです。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 片づけ上手は探し上手。 (コリス)