川柳 : 好きですと アドレス間違え 母さんに  (グラさん)

高橋忠五郎先生
 高橋忠五郎先生。 私が小学校4年生の時の担任の先生です。 先生の毎朝の3分間のお話が楽しみで、 私達はみんな背筋を伸ばして先生の入室を待ちました。 先生は良い子を見逃さずに誉めて下さるので、 悪ガキ達もイイカッコ見せようとがんばり、 次第に人柄も丸く変わっていきました。 先生は率先して掃除にも精を出されました。 お陰様で、 私達の学級は学年末には最高のクラスになっていました。

 先生は自らの生き方を通して、 「教師とは、 子供達が自分から良い面を出したくなるように仕向ける人間だ」と、 無言で教えて下さった気がします。 先生がお亡くなりになって30年以上経ちますが、 これは今でも私の努力目標です。