緊密協力では一致しましたが… (9月7日 NHKニュースより)

 北朝鮮の核放棄に向けて、トランプ大統領と安倍首相が石油製品の輸出禁止など最強の経済制裁を国連安保理に求めています。しかしプーチン大統領は、「金正恩は、ここで核を手放せばイラクのフセインのように自分が殺されるのを知っているので、核を手放すはずがない。まずは話し合いだ。」と、反対しています。安保理の制裁決議にはロシアも含む常任理事国5カ国の賛同が必要なので、実施にはまだ時間がかかりそうです。

 また、たとえ平和的に事態が解決したとしても、やがて金正恩は兄や側近殺しの罪で国際刑事裁判所に訴追されるに違いありません。したがって、彼にとってはこの緊張状態を保つ事が必要なのです。

 一方ロシアも、北朝鮮から頼られる唯一の国との存在価値を獲得しました。米国や日本にこの「北朝鮮カード」をちらつかせて、様々な譲歩を迫る事も可能です。プーチン恐るべしです。

 「使用即自滅」の核爆弾は結局どの国も使えません。私は、危険な火遊びを繰り返す北朝鮮は間もなく内部崩壊すると見ています。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : きちんと掃除をしていると先生は見回りに来ない。さぼっていると見回りに来る。さぼりもせず、かといって真面目にもしてないと、なかなか掃除が終わらない。 (K.S.)