SSブログ

1866. 帳尻 [雑感・気づき]

2UDYF4RDNVOCLD2YOZFH5ZVI7E-2-2-3.jpg
                綾路小路きみまろ氏とケーシー高峰氏

 「私だって残念です! そんな顔に笑われて。」
毒舌漫談家の綾路小路きみまろ氏の口ぐせです。彼は私と同い年の72歳。拓殖大学を卒業した後、キャバレーの司会など30年間の下積みを経て53歳でブレイクしました。自分の事を『遅咲きのウィリアム』などと呼んでいます。彼の語り口には、ちょっと斜に構えて、客をナメてる感が漂います。自分のCDを自ら観光バスの乗客に売り歩くなど、辛酸をなめた経験があの強めのキャラを作り出しているのでしょう。

 「ホレ、答えてみろ、よし子。」
半分脅しのような客いじりが人気だった故ケーシー高峰氏。彼は山形県最上市の代々医師の家に生まれ、医師になる事を嘱望されて日本大学医学部に入学しました。インターンまでやりましたが担当教授とぶつかり、芸術学部に転部。34歳でようやくケーシー高峰の名でブレイクし、テレビに出演できるようになりました。2005年に舌がんを発症した時は、療養中にもかかわらず独演会を行い、「顔は悪性です」 などと筆談で観客を沸かせていました。

 このお二人に共通しているのが、『挫折経験』です。どんな人でも一度は、人生の中で未来が見えずに不安に陥る時期があるものです。しかし苦労は、した分必ず報われます。もがくべき時は逃げずにしっかりもがいて下さい。不思議と援助の手が差し伸べられてきますから。人生の帳尻はきっちり合っています。

** 高校生のコトバ **************************


名言 :  ハンカチとティッシュ、持ってるだけで女子力高く見える。 (さくま)

nice!(77)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。