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1295. 賭け [宗教的感覚]

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      東日本大震災の時間(2:46)に名取市の被災地にかかった虹

 東日本大震災の起きた3月11日、一昨日の午後2時46分、鎮魂の祈りを捧げていた名取市の震災メモリアル公園上空に、大きな虹がかかりました。昨年の10月22日、天皇陛下の即位正殿の儀の時も、それまでの雨空が晴れて大きな虹がかかりました。これらを「神様の働き」と見るか、「単なる偶然」と見るかで、人は分かれます。私達はどちらも選択できますが、パスカル(1623~1662)が「賭け」の理論で面白い事を言っています。

 〇神がいると思って生活して、
  ・死後に神がいれば無限の命を得る。(+∞)
  ・死後に神がいなくても失うものはない。(±0)
 〇神がいないと思って生活して、
  ・死後に神がいれば永遠の地獄に落ちる(-∞)
   ・死後神がいなくても失うものはない。(±0)
 〇したがって、神がいると思って生活した方が安心であり、得であり、幸福である。

 このような功利主義的な発想は、真の宗教的態度とは言えないと感じますが、迷っている人には良い入門の手引きになると思います。私は、69年間の人生を振り返るたびに体験的に大きな力(神も仏も一緒です)に助けられ、導かれてきた事を感じています。

** 後期構成のコトバ **************************

名言 : 変な夢は覚えているけど、いい夢はなぜか所々忘れている。  (ヤマ)

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