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1292. 言わない方が [雑感・気づき]

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                            脳ドックのMRI検査

 お医者さんをはじめ多くの皆さんのおかげで、顔面神経マヒで崩れた私の顔は、病気前の状態にほぼ回復しました。まだ左右の唇の開き方に少々差がありますが、目や眉毛、頬などは完全に元に戻りました。

 この病気になって気づいた事があります。最悪の頃、「ずいぶんひどく変わったね」といった気遣いの言葉は、嬉しく感じました。しかしここまで回復した今、もし誰かに「ずいぶんひどく変わったね」と慰められたら、これは微妙です。かと言って、まだほとんど治っていない時期に、誰かから「ずいぶん治ったね。」と慰められても、「オイ、オイ、オイ」と言いたくなります。もちろん誰もそんな事言いませんでしたが、私が気づいた事とは、会話の中で相手の顔の話はしない方が無難だという事です。

 似たような話をもう一つ。かつての職場に、授業の教室を間違えるなど、うっかりミスの多い退職前の先生がいました。ある朝、通勤途上で車の追突事故を起こしてしまいました。そんな落ち込んでいる彼女に、同僚の先生が「先生、脳ドック行ってみるといいですよ」と、気軽に薦めたのです。その先生は、共済組合の脳ドックで最新機器のMRIやCTスキャンで調べてもらい、好印象を得たようなのですが、その一言で以後口をきいてもらえなくなりました。脳や精神に関する話も、慎んだ方がいいですね。

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 : あの人に 可愛い彼女 出来てから 初めて気づく 自分の気持ち (モモ)

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