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1279. 回転ずし [雑感・気づき]

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                        回らない回転ずしの店内

 最近疲れた日など、私達夫婦は近くの「回らない回転ずし」に出かけ、簡単にすませる事が多くなりました。好きなものが手軽に選べるので、早く済ませたい時には打ってつけです。便利な時代になりました。

 ところで、客単価平均5000円と言われる寿司店に比べ、一皿100円程度の「回転ずし」店がなぜ存続できるのか、調べてみました。一般的な飲食店の原価率(材料費÷売上×100)は30%程度ですが、「回転すし」店では平均で48%前後です。ウニやマグロは80%前後になり、これに人件費や諸経費を加えると原価率の高いネタだけでは採算が取れません。そのため、原価率が20%以下のツナマヨ、コーン、かっぱ巻き、タマゴや、10%の味噌汁、2%以下のコーヒーなどを置きます。さらにファミリー層をターゲットにして、子供の好むポテトフライや唐揚げ、ラーメン、デザート類は、価格を高めに設定しています。

 一部の店舗では代用魚が用いられる事もありましたが、2003年のJAS法改訂以降は名称の不正使用をしない事が定められています。しかし、公正取引委員会は「回転寿司の場合『こんな安い値段で本物が出るはずがない』と多くの消費者が認識している」として、違反に対する排除命令は出さないそうです。調べていく内に、「ゲッ」となってしまいました。さてはて、私共の行く店の魚はどこまでが本物なのでしょうか?

代用魚の例
 黒マグロ・大トロ・中トロ → ガストロ
 鯛 → テラピア
 マグロ赤身・ネギトロ → アカマンボウ
 マダイ・ヒラメ・スズキ・アイナメ → アメリカナマズ
 アナゴ → ウミヘビ(ウナギ目#ウミヘビ科)

 (「回転ずし」についてのWikipedia記事より引用。)

** 高校生のコトバ

川柳 :  ばあちゃんち 毎年行くたび 「誰だっけ?」(レンジヲタ)

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