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159. 貴重な体験 [思い出話]

川柳 : 賞味期間 関係ないのと うちの親    (たー)

貴重な体験
 「教員は世間知らず」 と言われないよう、 私達は一年に一回ずつ研修会を開いてきました。

 一番印象深かったのは、 26年前の宮城刑務所です。 二つの扉を開けて中に入った時はさすがに緊張しました。

 ビックリした事、 その1。 坊主頭の受刑者の皆さんは、 色白で太っていました。 10年以上の長期の受刑者が多く、 毎日二千キロカロリー以上の食事を摂って室内作業を続けているからだそうです。

 その2。 敷地内は、 松島瑞巌寺にもう一本あるという見事な臥竜梅(がりゅうばい)を始めとして緑が多く、 きれいに剪定されていました。

 その3。 カレーライスの所内食をいただきました。 米7麦3のうっすら茶色い麦飯で、 スプーンの中でのカレーによる崩れ具合は白米より早い気がしました。 俗に 「臭い飯」 と言いますが、 全然臭くはありません。

 その4。 所長さんのご好意で、 終了後に懇親会場まで公用車を出していただける事になりました。 玄関前でみんなで待っていたら、 やって来たのは護送車でした。 車中からは、町の人の視線がまぶしく感じました。


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